【高知城】日本で唯一?!江戸時代から姿変わらず天守閣が残っている高知城がヤバすぎた。

こんにちは、レペゼン高知編集部です

今回ご紹介するのは高知県民ならだれもが知っている「高知城」になります。

高知城ですが、実は日本で唯一江戸時代からそのままの姿で天守閣が残っている珍しいお城ということで全国的にも注目を集めるお城なんです!

そんな高知城の意外と知られていない魅力を改めてご紹介します。

高知城の詳細情報はこちら

目次

場所は高知市丸の内

高知城は高知駅から車で約10分、徒歩約25分の所にあります。高知城は高知市のど真ん中にあり、徒歩やバスでも気軽に行けるのがポイント!

高知城へ車でお越しの際は駐車場は付近にあるコインパーキングか専用の有料高知公園駐車場をご利用ください。

詳しい場所は記事下部のマップをご参照ください。

高知城を散策

高知城の入口からお城の本殿までは歩いて約10分程度でたどり着くことができます。

高知城の入り口には追手門という立派な門があり、この門が高知城への侵入者を阻む最初の門になっています。

天守閣と追手門が揃って残っているのは日本に3か所のみ天守閣と追手門が1枚の写真に収まるのは日本では高知城だけだそう。ぜひ写真を撮り逃しなく!!

高知城は初代土佐藩主の山内一豊(やまうちかつとよ)が1601年から10年かけて建てたお城です。

1727年に一度、火事で焼失しましたがその後すぐに再建されそれ以降、現在まで同じ姿を保っています。

本丸までの道のり

追手門をくぐると、石段があります。石段は一段の幅が広く、一歩で登り切れない幅で出来ています

この石段の作りは、敵が登って来にくいように工夫がされているということですね。

レペ高編集部

敵ではないですが登りにくいことには違いないです。笑

高知城の石垣

高知城の石垣はいろいろな大きさの石を積み上げた造りになっています。

まばらな大きさの石を積み上げた造りは、石と石の間に隙間ができるので、高知の雨が多い土地柄的に排水力が良いこの造りが最適なようです。

三ノ丸

しばらく階段を上がると、広場が見えてきます。この場所はかつては三ノ丸御殿という建物があった場所ですが、今は建物が残っていないので現在は三ノ丸広場としてイベントの会場として利用されています。

三ノ丸御殿は昔、年中行事や儀式が行われていた場所だそうです。今はイベント広場として似たような使われているのがおもしろいですね。

春には桜が咲き、お花見を行う人たちで賑わいます。三ノ丸広場から本殿まであと少し!

レペ高編集部

階段を登るは結構しんどいですが、もう少しで絶景が見れます。

階段の途中、後ろを振り向くと綺麗に高知城が見えるポイントがあります。お写真を撮るのを忘れずに

二ノ丸

高知城本丸の手前にある広場が二ノ丸になります。二ノ丸はかつて藩主が暮らしていた御殿があった場所のようですが、明治時代に取り壊され公園になりました。

ここにはジュースや高知名物のアイスクリンの露店が出ていたりするので、本丸へ行く前に少し休憩して行くのもいいかもしれませんね

高知城本丸へ

二ノ丸にある詰問を渡った先に本丸があります。柱が低いので頭上注意です!

詰問の先にある本丸は1749年の再建以降、現在まで同じ姿を保っています。

江戸時代から本丸の建築群がすべて現存しているのは日本で唯一、高知城のみだとか!

レペ高編集部

身近な高知城がそんなにすごいところだったとは知りませんでした…

門を抜けると本丸があります。高知城に入場する前に、店主の前の券売機でチケットを買って入場しましょう。

入場料は下記に記載しています。

18歳未満無料(学生証等の提示)
18歳以上420円

いざ城内へ

高知城は瓦や壁の色が鷹の羽に似ていることから別名“鷹城”とも呼ばれるそうです。

現在残っている建物のほとんどは国指定重要文化財になっている貴重なものです。

上段の間

高知城の城内へ入ると、長い廊下が続きます。廊下の床板や柱を見ると古さが分かります。

江戸時代から現在までの約300年の歴史が高知城の隅々から感じることができますね。

入場して順路通り進んでいくと、畳がある部屋に到達します。畳のまま残っているお城は珍しく、本丸が当時のまま現存しているのは日本で唯一だそうです。

時代劇で見たことがあるような…まさに殿が座っていそうな部屋がありました。

この部屋の左手にある扉の裏にはスペースがあり、刀を持った武士を隠しておくための「武者隠」になっています。いざという時に殿を守るための設備になっているようです。

急な階段

高知城は6階建てになっています。階段は手すりがついていますが、段差が急なので気をつけて登ります。

急な階段は敵襲に備えて登りにくく、下りやすくなるように作られているそうです。

  • 1階:土佐藩主のいる上段の間がある
  • 2階:高知城の模型や高知城の歴史や建物の紹介の展示
  • 3階:敵に攻められた時に見張りをしたり鉄砲を撃ったりする大きな窓
  • 4階:高知城も含まれている日本100名城の写真の展示
  • 5階:かつて物置として使われていたというスペース
  • 6階:最上階。高知城下を眺望できる
1階土佐藩主のいる上段の間がある
2階高知城の歴史や模型の展示
3階敵襲時の攻撃用窓
4階日本100名城の写真の展示
5階かつて物置だったスペース
6階高知城下を眺望できる最上階

最上階への階段は特に急なので気をつけて登ってください。

敵襲対策

江戸時代ではお城は軍事拠点でもあったので敵襲に備えた仕掛けが多く残されています。その一つが窓です。

天守にある窓は形や大きさも様々で、弓矢で敵を攻撃するための窓や敵の様子を探るための物見窓などいろんな用途で使われていたようです。

天守はまさに最後の砦になるので守るための工夫が随所に見えますね。

天守閣からの眺め

天守閣の外に縁側があり、天守閣の周りを360度見てまわることができる構造になっています。

天守閣の南側には高知城の城下町を、東側からは高知城入口からの道のりを一望できます。

江戸時代とは随分景色は変わっただろうけど、かつてのお殿様もここからの景色をみていたのかなと思うと感慨深いですね。

天守閣からは立派な鯱(しゃちほこ)を見ることができるのもポイントです。

お城の守り神である鯱は通常、お城のてっぺんの屋根に設置されることが多いそうですが、高知城は天守の真下の屋根にも設置されています。

間近で鯱を見られるお城はそう多くないそうなのでそこもレアです!

レペ高編集部

高知城が攻め落とされることなく現代まで残っているのはこの鯱のおかげかもしれませんね…

城下町の名残

高知城の城下の追手筋という通りでは日曜日限定ですが、日曜市という日本最大級のマルシェが開かれています。

約300年位前つまり江戸時代のお城の城下町だった頃からある文化ということですね。

日曜市が気になる方はこちらもチェックしてみてください!

雪化粧の高知城

こちらの写真は2022年の12月に温暖な高知県に珍しく、雪が降った時の高知城の様子です。

高知県にこんなに雪が降ることはおそらく、今後ないので一生見ることができないかもしれない非常にレアな姿です。

ライトアップされた高知城

毎年、春と冬にはライトアップイベントがあります。

映像と立体音響を使った演出はなかなか見ごたえがあるので気になる方はそちらもチェックしてみてください!

いかがだったでしょうか?

高知県民にとっては知らない人がいない有名すぎる高知城ですが、改めて行ってみると案外知らないことが多かったです。

歴史について詳しくなくても、江戸時代の生活を想像しながら見てまわると楽しめるのでオススメです。

県外の方はこれを機に、高知県民の方はこの機会にもう一度、高知城に行ってみてはいかがでしょうか?

周辺スポット

高知城の詳細はこちら

店名
高知城
住所高知県高知市丸ノ内1丁目2‐1
地図
アクセス高知駅から車で約5分
営業時間9:00~17:00
電話番号088-824-5701
高知城HPhttps://kochipark.jp/kochijyo/
駐車場付近に有料駐車場あり
コンビニ付近にあり
クレジットカード不可

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