【聖神社】断崖絶壁にある謎の神社が秘境すぎてヤバかった!

こんにちは。レぺゼン高知編集部です!

今日ご紹介するのは高岡郡越知町にある秘境すぎる神社「聖(ひじり)神社」です。

全国的にも珍しい断崖絶壁にある神社で、いったい誰が何のためにどうやって建てたんだ…と聞きたくなるような場所にあります。由来や歴史など詳しいことが不明で、越知町のホームページでも謎の神社と書かれているほど。

今日はそんな謎に包まれた聖神社についてご紹介します。

「聖神社」の詳細情報はこちら

訪れる前の注意点

  • スニーカー等の歩きやすい靴、動きやすい服装で訪れてください。(軍手もあると便利です)
  • 携帯の電波が入らないので1人で訪れるのは危険です。
  • 近くに自動販売機やコンビニはないので水分補給が出来るよう、事前に準備しておくのがオススメです。
目次

場所は高岡郡越知町

高知駅から聖神社登山口まで車で約1時間40分。詳しくはマップやカーナビをご参照ください。

場所がわかりにくく、携帯の電波も入らないので越知市観光協会でマップを貰ってから行くとスムーズにたどり着くことができます。

聖神社の入り口

越知町から聖神社登山口の駐車場まで車で約40分。看板の案内通り登っていくと、山道の手前に休憩のできる屋根のついた休憩所があります。

休憩所の隣は駐車場になっていて、約5台車を停めることができます。ここからは徒歩で山を登ることになるので、車はここに停めてください。

道は直接聖神社へ向かうルート(Aルート)と、対岸の神社が眺望できるルート(Bルート)があります。

Aルート入口

Bルート入口

地図上では吊り橋から対岸へ行けますが、途中木が倒れていたり、道が険しかったりするので、右手のルート(Aルート)から聖神社まで直接向かい、一度下山して反対側の左手のルート(Bルート)から対岸へ向かうことをオススメします。

聖神社までの道のり

直接、聖神社へと向かう右側にあるルート(Aルート)への入り口になります。

レペ高編集部

岩の下に赤文字で書いている「ミサ」という文字は一体何を示しているのでしょうか…

遊歩道のようなものはなく、まさにけもの道といった感じになっていて、多少手入れはされているものの、決して歩きやすい道とは言えません。

通常の観光地とは違い、半分登山のような感じなのでこの記事を見て、しっかり準備をして挑んでくださいね!

事前情報で道のりがなかなか険しいとは聞いていましたが、ここまでガッツリ登山になるとは思っていませんでした。

途中、丸太で作られた梯子を渡るところもあり、想像以上に道のりは険しいです。

左手には聖渓谷があり、川のせせらぎを聞きながら登ることができます。

分岐①

山道を進んでいくと、ところどころに聖神社への経路を示した看板があります。

順路に従い、山道を進んでいくと木の大きな鳥居がありました。自然いっぱいの山に突如として現れた鳥居はとても神秘的です。

この鳥居をくぐってすぐに道が分岐していて、右に行くと聖神社左に行くと対岸にたどり着くようです。

今回はまず先に聖神社を目指すので右折します。

道標となる看板の下には「マムシに注意」との注意書きがありましたが、幸い我々がこの日マムシに出会うことはありませんでした。夏場は遭遇する可能性が高いのでご注意ください。

分岐②

鳥居から聖神社へ向かって登っていくと正面ににつり橋が見えてきました。

ここが入口の看板に書いていた「聖渓谷」のようです。

さらに山道を進むと、2度目の分岐点があります。左側には洞窟、右側には聖神社へと続く道があります。洞窟については聖神社を紹介した後にご紹介します。

ここから先の聖神社へ向かう道はさらに傾斜が厳しく、険しい道のりになります。

傾斜が厳しいところには鎖やロープがかけられていて登りやすくなっています。

軍手があったほうがロープや鎖が掴みやすくなると思うので用意して行くことをオススメします。

レペ高編集部

一眼レフを持って登るのはかなりキツかったです…

いよいよ聖神社へ

山道を歩くこと40分ほどでついに聖神社へと到達しました。

断崖絶壁をくり抜いた岩陰に納まるよう建てられていて、鳥取県の三徳山三佛寺奥の院「投入堂」を思わせる全国的にも珍しい神社のため、別名「土佐の投入堂」と呼ばれています。

少なくとも明治11年には存在していたことが分かっていますが、詳しいことはわからず、越知町のホームページでさえ、謎の神社として紹介しています。

一体だれが何のためにどうやって作ったのか、と疑問を持たずにはいられないような場所に存在しています。山奥の断崖絶壁にそびえたつ、謎の神社…その情報だけでも冒険心がくすぐられますね。

聖神社を対岸から眺望できる絶景スポットがあります。対岸へ行きたい方は、一度来た道を辿って下山して、Bルートから向かってください。

洞窟と吊り橋

Aルートからの下山途中、分岐②の怪しげな洞窟まで戻ってきました。看板に書いてあった情報によると、昔の炭鉱跡のようです。

洞窟は数十メートルと短めですが、かなり暗く不気味でした。真っ暗な未知の場所に足を踏み入れる高揚感がありワクワクが止まりません。

懐中電灯が用意されていましたが、電池が切れているのかつきませんでした。スマホのライトを使うのも良いですが、距離が短いのでなくても問題ないと思います。

天井が低く、水滴が降ってくるかもしれないので頭上注意です。

洞窟を抜けた先には吊り橋があります。吊り橋の近くには「3人以上同時に乗らないように」との注意書きがあるので、渡る際には注意してください。結構揺れるのでそれなりにスリルがあります。

吊り橋の付近には大きな滝があります。滝から流れてくる水が吊り橋の足元にも轟々と流れていて、恐怖心を煽ります。

吊り橋を渡った先から対岸へ向かうことができますが、危険を伴うルートなので遠回りにはなりますが、一度下山してBルートを使ってください。

対岸から聖神社を眺望

対岸へ向かう際は、反対側の青い小屋のある方(Bルート)から登ってください

こちらのルートは歩ける道はありますが、聖神社へ向かうルートに比べて整備がされていないので登る際には十分に注意してください。

対岸の絶景スポット

Bルートから登り始めて約40分で聖神社の対岸へたどり着くことができました。

岸壁をくり抜いたようなところにポツンと建っている聖神社が見えます。

対岸から見ると、断崖絶壁に建つ神社というだけあってかなり高いところに造られていることがわかります。こうして見ると、道のりの過酷さにも納得がいきます。

険しい道のりを越えてきたからこそ、対岸からみる景色は格別です。

聖神社参拝からここにたどり着くまでのおよそ1時間半の道のりはこの景色のためにあったのか…そんな気持ちになりました。

対岸から下山までの道のりは坂が急なのでご注意ください。

いかがだったでしょうか?

ネット上にも詳細が載っていない秘境すぎる神社、いかがだったでしょうか。

由来や歴史、その全てが謎めいている神社、道中の道のりは過酷ですが、実際登った人にだけわかる素晴らしい景色と達成感がそこにはあります。

足元が悪く、危険なところもありますので訪れる際はそれなりの覚悟をもって訪れてくださいね!

聖神社周辺のスポット

聖神社の詳細はこちら

店名
聖神社
住所高知県高岡郡越知町南ノ川
地図
アクセス高知駅から車で約100分
駐車場あり
コンビニなし

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

他にもYouTubeで高知の魅力を発信中 /

目次
閉じる